一見すると似ている「ブレインスリープ ピロー」と「エアウィーヴ ピロー」の枕製品。
どちらも抜群の通気性で快適な睡眠環境を整えてくれると定評の枕です。

じゃあ、2社の製品の違いは何なの?どっちが良いの?
こんなこと、気になりますよね?
比較してみると、
👉 目的・機能性
👉 耐久性
👉 アフターサービス
👉 価格
この4つのポイントが大きく違うんです。
なかでも、大きな比較ポイントとなるのは各メーカーの機能性。
👉 ブレインスリープ ピローは「特定の症状ケアに特化した枕」
👉 エアウィーヴ ピローは「カスタマイズ機能に特化した枕」
どちらに重きを置くかで選択肢が変わってきますよね。
さまざまな面で比較すると、向いているタイプは、
ブレインスリープ向きの人 | エアウィーヴ向きの人 |
---|---|
・首肩こり、イビキで悩みがある ・悩みに合った枕でコンディションを整えたい ・手軽に長く使いたい | ・枕の高さや硬さにこだわりがある ・寝心地のパターンを試したい ・実際に試してから決めたい |
各メーカー製品を試してみて、ストレートネックに悩む私と相性が良かったのは「ブレインスリープ ピロー」でした。
明確な悩みがあるなら、個人的にはブレインスリープ ピローがおすすめです。
違いが気になると思うので、詳しく紹介していきますね。
ブレインスリープ公式サイトで商品チェック
エアウィーヴ公式サイトで商品チェック
「ブレインスリープ ピロー」と「エアウィーヴ ピロー」枕の違いを比較
はじめに基本情報から違いを比較してみましょう。
商品名 | ブレインスリープ | エアウィーヴ |
---|---|---|
価格 (税込) | 33,000円~36,300円 ※送料・枕カバー代込み | 17,600円~33,000円 ※送料・枕カバー代別 |
目的・機能性 | 症状ごとに特化 | 高さや硬さ調整に特化 |
高さ調整機能 (※) | 〇 | ◎ |
耐久性 | ◎ | 〇 |
返品保証 | △ | ◎ |
サイズ交換 (※※) | 〇 | × |
素材 | 再生ポリエチレン100% (90%以上が空気層) | ポリエチレン100% (90%が空気層) |
特許取得 | ◎ E-CORE 編成樹脂網状構造体 | ◎ エアファイバー® 網状構造体 |
通気性 | ◎ | ◎ |
水洗い | ◎ | ◎ |
製造国 | 日本 | 日本 |
公式サイト | BRAIN SLEEP公式サイトはこちら
![]() | エアウィーヴ公式サイトはこちら |
(※)ブレインスリープ ピロー スノーレスは高さ調整できない仕様です。
(※※)サイズ交換の対象商品は、定番のブレインスリープ ピロー スタンダードのみ。
冒頭でもお伝えしましたが、
👉 目的・機能性
👉 耐久性
👉 アフターサービス
👉 価格
この4つの違いが比較ポイントになります。
それぞれを比較した上で向いているのは、次のような方です。
・首肩こり、イビキで悩みがある
・手軽に長く使いたい
→ 「症状ごとに特化」した、「復元機能のある」ブレインスリープ製品がおすすめ。
・枕の高さや硬さにこだわりがある
・気軽に試したい
→ 「枕の高さや硬さ調整に特化」した、「返品保証のある」エアウィーヴ製品がおすすめ。
ブレインスリープ公式サイトで商品チェック
エアウィーヴ公式サイトで商品チェック
どちらの素材も特許取得を使用
2社の製品はポリエチレン樹脂(プラスチックの一種)を使用。
メーカー | ブレインスリープ | エアウィーヴ |
---|---|---|
素材 | 再生ポリエチレン100% (90%以上が空気層) | ポリエチレン100% (90%が空気層) |
特許取得 | ◎ E-CORE 編成樹脂網状構造体 | ◎ エアファイバー® 網状構造体 |
それぞれの特許技術を用いた、地球環境に優しいサステナブルな枕です。


どちらも糸状のポリエチレンを網状にした構造で、ほぼ素材に大きな違いはないといってよいでしょう。
もちろん枕構造は各メーカー独自のものなので、機能性などは全く異なります。
Xで各メーカーの製造工程をちらっと覗き見できますよ。
共通の特徴は3つ。
① 抜群の通気性
頭の熱を放熱して快適な睡眠環境を整えてくれる
⓶ 快適な寝心地
体圧分散で頭部に余計な負荷がかかるのを防ぐ
⓷ 衛生的で安心
枕本体ごと洗えて、いつでも清潔さをキープ
寝入りをスムーズにしてくれたり、睡眠の質向上にも良いんですよ。
とまあ、共通点はさておき、ポイントごとに比較していきましょう!
目的・機能性の違い
メーカー | ブレインスリープ | エアウィーヴ |
---|---|---|
目的・機能性 | 特定の悩みに特化した枕 | 枕の調整に特化した枕 |
高さ調整 | 〇 | ◎ |

ブレインスリープ ピローは「それぞれの悩みにフォーカス」した高機能枕で、エアウィーヴ ピローは自分好みの寝心地に合わせた「カスタマイズ機能」が優秀なんです。
機能性が全然違うんですね。
ブレインスリープはコンディションを整えるのに適してます。
スタンダード タイプ ![]() | ネックコンディショニング タイプ ![]() | スノーレス タイプ ![]() |
---|---|---|
首肩こり、いびきの両方で悩んでいる人 | 首肩こりの症状に重点を置く人 | いびきの症状に重点を置く人 |
といったように、症状ごとに特化した枕が用意されていて、選びやすさにも特長があります。
一方のエアウィーヴは、自分好みの寝心地に合わせた細かい高さ調整ができる枕。
(エアウィーヴ ピローのイメージ画像一例)



シートコアの抜き差しで高さ・硬さ調整ができる仕様。
いろいろなパターンが試せるぶん、“合わない”というリスク軽減にもなるかなと思います。

ひとそれぞれ好みがあるので、細かくアレンジできる点は安心できるポイントですよね。
ブレインスリープは細かい高さ調整はできないんです。
この点をネックに感じる人もいるかもしれませんね。
ただしブレインスリープの一部製品は、高さ調整ができるんです。
ブレインスリープ ・スタンダード ・パーフェクト クール | ブレインスリープ ネックコンディショニング |
---|---|
![]() | ![]() |
(※スノーレスは1パターン仕様)
このように2パターンの高さが使い分けできる仕様なので、実際使ってみるとブレインスリープも使いやすさの面ではそれほど気にならないです。
だから、
自分好みの枕の高さはある程度わかっているから大丈夫
というタイプなら、ブレインスリープ ピローでも問題ないですよ。
目的や機能性で比較してみると、
✅首肩コリやイビキなどの症状で悩みを持つタイプ
👉 特定の症状ケアに対応した、ブレインスリープがおすすめ。
✅枕の高さや硬さに不安やこだわりがあるタイプ
👉 高さや硬さを細かく調整できる、エアウィーヴがおすすめ。
タイプに合わせて選んでくださいね。
ブレインスリープ公式サイトで商品チェック
エアウィーヴ公式サイトで商品チェック
耐久性の違い
メーカー | ブレインスリープ | エアウィーヴ |
---|---|---|
耐久性 | ◎ | 〇 |
へたりが気になった際の対処法 | お湯シャワー | 中材シートのパーツ交換 (別売り) |
手軽に長く使えるのはブレインスリープです。
というのも、ブレインスリープには形状記憶機能があるから。
この機能が本当に優秀で、枕がへたってきたなーと感じたらふっくら感が戻せるというハイテク機能付き。
しかも、お湯シャワーをかけるだけと超簡単。
ブレインスリープ公式Xで動画がアップされてるので、気になる方はチェックしてみてください。
ちなみに私が実際にへたりを復元した時のビフォーアフター画像もシェアしますね。


※STANDARDサイズを使用
完全とまでは言えませんが、初期に近いふっくら感を取り戻すことができます。
これなら手軽に長く使っていけそうですよね。
メーカーに確認したところ、ブレインスリープ ピローは全製品が復元できる仕様になってるんだとか。
一方、エアウィーヴ公式サイトのレビューで耐久性に関する投稿があったのでシェアしますね。
耐久性を気にされる方の参考になればと思って、買い替え前の枕について書きます。
まったく同じエアウィーヴ枕に買い替えましたので。
私の場合、使用開始時はシートコア1枚で、少々高め~ちょうど良いといった感じでした。
2年ほど経つとリングコアがへたって、ちょっと低く感じるようになりましたので、シートコアを2枚にしました。
3年を超えると、リングコアが端っこから千切れ始めたので買い替えることにしました。
残念ながら、ブレインスリープのような復元機能はエアウィーヴにはないんです。
それでも、へたりが気になったら中材シートのパーツ交換で対処はできます。
ただネックなのが、中材シートは3千円〜8千円台とコストがかかるんですよね…。
【中材シートの価格はコチラをチェック】

コストをかけずに自宅でメンテナンスしながら使い続けられるので、コスパの良さや手軽に長く使える点ではブレインスリープがおすすめです。

アフターサービスの違い

ここまで枕本体に関する比較をしてきましたが、比較ポイントのひとつとしてアフターサービスの違いも気になりますよね。
メーカー | ブレインスリープ | エアウィーヴ |
---|---|---|
サイズ 交換保証 | 〇 商品到着日~30日以内 ※スタンダードのみ対象 | ✖ |
返品保証 | △ ・未開封・未使用 商品到着日~8日以内 ・不良品 商品到着日~14日以内 | ◎ 公式サイト内の全販売商品 商品到着日~30日以内 |
備考 | ※公式サイト・電話注文のみ対象 ※自己都合の送料は自己負担 (不良品などは除く) | ※公式サイト・電話注文のみ対象 ※自己都合の送料は自己負 (不良品などは除く) |
1年間のメーカー保証は、共通してどちらの製品にも付いています。


そのため、比較対象になるのは次の2つ。
・サイズ交換保証
・返品保証
ひとつずつ解説していきますね。
サイズ交換保証付き!ブレインスリープ ピロー
スタンダード商品なら、枕の高さや硬さが合わなくてもサイズ交換が1回できます。
サイズは3種類展開。

ブレインスリープは不良品だった場合を除いて、開封、使用したものは返品できません。
それでも、サイズ交換保証があるなら安心ですよね。
サイズ交換にはちょっとした規定があるので押さえておきましょう。
※スタンダードのみ対象
※ 交換は1回限り
※ 再交換、返品は不可
※ オンラインサイト・電話注文のみ対象(店舗購入は対象外)
※送料無料
スタンダード以外の製品は、サイズ交換保証がないんですよね。
ただ前述のとおり、ネックコンディショニングやパーフェクトクールは、スタンダード同様に2パターンの高さが試せる仕様なんです。
なのでサイズ交換できなくても、個人的にはそれほど気にならなかったです。
返品保証付き!エアウィーヴ ピロー
エアウィーヴにはサイズ交換保証がありません。
ただ返品保証が充実してるので、気軽に試しやすいです。
ただしエアウィーヴの返品にも規定があります。
※返品できるのは、初回の注文(1点)まで
※複数商品の返品不可
※エアウィーヴ限定品:数量限定品など、受注生産品、ギフトBOX仕様品は対象外
※汚れや破損がある場合は返品を断られる場合あり
※公式オンラインサイトまたは電話注文以外は返品対象外
2回目以降は返品できないんです。
なので、この点はちょっとした注意が必要ですね。
また自己都合による返品時の送料は消費者負担となるので注意してくださいね。
ブレインスリープ ピロー スタンダードをチェック!
エアウィーヴ ピロー シリーズをチェック!
価格の違い

メーカー | ブレインスリープ | エアウィーヴ |
---|---|---|
価格帯 (税込) | 33,000~36,300円 | 17,600~33,000円 |
送料 (税込) | 全国無料 | 1件につき550円 |
枕カバー (税込) | 1セット無料 | 3,630~17,600円 |
製品にもよりますが、エアウィーヴの本体価格は比較的リーズナブルです。
というのも、ブレインスリープが枕カバーや送料込みの価格に対し、エアウィーヴは別で費用がかかるため。
ブレインスリープのほうが若干お高めですが、枕カバーや送料を含めるとどちらも大差ないかなーといった価格帯です。
(一例)
【ブレインスリープ ピロー】
33,000円(枕本体・送料・枕カバー代込)
【エアウィーヴ ピロー】
22,000円(枕本体)
+550円(送料)
+3,630円(最安値の枕カバー)
=26,180円
この場合の差額は6,820円ほどです。
ブレインスリープはちょっと高額でもお悩みにフォーカスした高機能枕なので、抱えている症状に重きを置いた枕選びをしたい方には試しがいのある製品です。
特定の症状などはさておき、お手頃な価格帯のものを求めている方はエアウィーヴでも十分です。
口コミ・レビューで比較

最後に、ブレインスリープ ピローとエアウィーヴ ピローそれぞれの口コミで比較してみました。
口コミやレビューからわかった点は、
ブレインスリープは、寝つきの悪さや睡眠の質、首肩こりなどの改善に定評あり。
エアウィーヴはカスタマイズに優れた枕だけあって、高さ調整の機能を評価する声も多い。
こんな印象を受けました。
一部の声を集めてみました。
枕の種類で口コミやレビュー内容は変わってくるので、参考程度にチェックしてみてくださいね。
ブレインスリープ ピローの口コミ
睡眠外来の医師です。
私は精神科専門医・指導医で睡眠外来をやっております。ある日患者さんからこの枕で良く眠れるようになったと聞きました。私自身も眠りが浅かったのですが、ものは試しとこの枕に変えてから熟睡できるようになりました。とても不思議な枕です。
引用元:ブレインスリープ公式サイト 商品レビューより

なかにはイマイチなんて声もありますが、睡眠や身体の不調に効果を感じているユーザーが多いことがわかりますね。
エアウィーヴ ピローの口コミ
高さ調整ができるため とても良いです。
おかげさまで 熟睡できます。
おすすめです。
エアウィーヴ ピロー スタンダード
好みの高さに調整でき快適な寝心地となりました。引用元:エアウィーヴ公式サイト スタンダード商品レビューより
店頭で実際に寝てみてからの購入でした。
中のシートを1枚抜いて使っています。
枕難民でしたが首や肩の痛みが引いて調子が良いです。
どちらも全体的に、寝心地の快適さや不調を整えるといった良い口コミが多かったです。
なかには合わないなんて声もありますが、各メーカーともに良い口コミやレビューが大半なので、満足度の高さは変わらないかなと思います。
個人的に良かったのはブレインスリープ ピロー
個人的に良かったのは、ブレインスリープです。
私が試したのは、
・ブレインスリープ ピロー スタンダード
・ブレインスリープ ピロー ネックコンディショニング
・エアウィーヴ ピロー S-LINE
の3種類です。
なかでも一番相性が良かったのは、ブレインスリープ ピロー ネックコンディショニング。
というのも、私は首コリが気になっていたので、首を重点的にケアしてくれる枕が欲しかったんです。

首のフィット感とストレッチ具合がストレートネックの私には合っていたので、寝心地が楽で首コリの不調を整えるのに最適な枕でした。
ネックコンディショニング

スタンダード

今では、
「首を整えたい日はストレッチ力の高いネックコンディショニング」
「リラックス効果を高めたい日はフィット感が心地よいスタンダード」
こんな感じで、その日の気分やコンディションで使い分けています。
一方で、エアウィーヴは確かに高さ調整ができる点は良かったです。
気分でも寝心地を変えられるし、新鮮さも感じられて飽きにくい点でも◎。
ただストレートネックの私とは相性がイマイチでした…。
ブレインスリープほど枕が首にフィットせず、個人的にはそもそもの形状が合わなかったんですよね(涙)
それでもサポート力は高く、寝心地にしっかりとした安定感があるので使用感は快適でした。
S-LINE

誤解のないようにお伝えしておくと、ただただフィット感だけが私には物足りなかった…それだけなんです。
そんなこんなで、個人的にはブレインスリープ派です。
BRAIN SLEEP公式サイトはこちら
エアウィーヴ ピローが向いてるタイプ
エアウィーヴに合うタイプは、
・寝心地に不安がある
・枕の高さや硬さにこだわりがある
・実際に試してから使うかどうかを決めたい
こんな方と相性が良いです。
高さ調整が細かくできるので、寝心地にこだわりたい人に適しています。
また最初の1点は返品できるので、試しやすい点でも安心感がありますよね。
特定の症状は気にしていない、お手頃価格で選びたい、こんな方にはエアウィーヴがおすすめです。
まとめ
今回は、「ブレインスリープ ピロー」と「エアウィーヴ ピロー」の違いを比較してみました。
共通点 | 違う点 |
---|---|
・特許取得した素材を使用 ・抜群の通気性 ・枕本体を丸洗いできる ・体圧分散に優れている | ・目的・機能性 ・耐久性 ・アフターサービス ・価格 |
共通点もありますが、機能性などは全然違います。
私のように明確な悩みがある人は、個人的にブレインスリープ ピローがおすすめですよ。
・特定の悩みがあってコンディションを整えたい
・手軽に長く使いたい
→ 「症状ごとに特化」した、「復元機能のある」ブレインスリープ製品がおすすめ。
・寝心地のパターンを試したい
・気軽に試したい
→ 「枕の高さや硬さ調整に特化」した、「返品保証のある」エアウィーヴ製品がおすすめ。
通気性が良くて快適な睡眠環境を整えてくれる点では、どちらも共通しています。
あとは何に重きを置くかで、ご自身に合った一番理想的な枕を選んでくださいね。
高機能まくらで快眠ライフを手に入れて、心身ともに健康で充実した日々を送りましょうー♪
ブレインスリープ公式サイトで商品チェック
エアウィーヴ公式サイトで商品チェック
・あくまで個人の感想です。お使いのベッドとの相性や頭や身体のつくりなどによって感じ方には個人差があります。
・サービス内容や保証キャンペーン等の情報は記事掲載時点のものです。今後情報は変更となる場合がありますので、最新情報は各公式サイトにてご確認ください。