「ブレインスリープ」と「エアウィーヴ」マットレスの特長を比較してみた結果！耐久性や構造の違いを解説！

「ブレインスリープとエアウィーヴのマットレスって何が違うの？」

「それぞれにどんな特長があるの？」

こんな疑問を持っていませんか？

同じ素材で通気性が高く、水洗いできるなど似ている点の多い2社製品、違いがよくわからず迷ってしまいますよね。

私もどちらを買うかで悩み、各マットレス製品の特長を調べてみました。

はじめに各製品の特長をざっくりお伝えすると、「ブレインスリープマットレスは高い耐久性」、「エアウィーヴマットレスはカスタマイズ仕様」とそれぞれに異なる長所があります。

長く使えるマットレスを求めている方はブレインスリープ向き、自分の好みに合わせて寝心地のアレンジを楽しみたい方はエアウィーヴ向きです。

今回は各メーカーの違いを比較しながら、詳しくそれぞれの特長を解説していくので参考にしてください。

サービス内容や保証キャンペーン等の情報は記事掲載時点のものです。今後情報は変更となる場合がありますので、最新情報は各公式サイトにてご確認ください。

「ブレインスリープ」と「エアウィーヴ」マットレスを比較

まずはじめに、商品のラインナップを紹介していきます。

エアウィーヴ製品はS・Lシリーズと種類が豊富なので、本記事では以下Sシリーズの一部商品に限定して比較していきます。

ブレインスリープ マットレス	エアウィーヴ ベッドマットレス
マットレス プレミアム フロート	エアウィーヴ ベッドマットレスS04p
マットレス プラス フロート	エアウィーヴ ベッドマットレスS04
ー	エアウィーヴ ベッドマットレスS03

エアウィーヴＳシリーズ「S04p、S04、S03」を比較対象に選んだ理由は次の2つ。

理由① | ブレインスリープのマットレスと比較しやすい価格帯であること
　　　　※Ｌシリーズは高額商品
理由② | エアウィーヴの特長となるカスタマイズができる仕様であるため
　　　　※S02/S01はマットレスの硬さが一定のためカスタマイズできない仕様

S01あるいはS02は、硬さをカスタマイズする機能はいらないから価格重視で決めたいという方に向いています。

というわけで、これらの製品に的を絞って比較していきます。

早速ですが、各メーカー製品の性能の違いからざっくりと比較してみましょう。

メーカー名	ブレインスリープ マットレス	エアウィーヴ ベッドマットレス
耐久性	◎	〇
寝返りサポート	◎	〇
体圧分散	◎	◎
通気性	◎	◎
清潔さ （ダニ・カビ防止）	◎	◎
共通の特性	血液促進 寝床内温度コントロール シャワーでの水洗いOK 　素材：ポリエチレン100％	血液促進 寝床内温度コントロール シャワーでの水洗いOK 　素材：ポリエチレン100％
使用方法	ベッドフレームや フローリングに 直接敷いて使用	ベッドフレームに載せて使用
布団乾燥機の使用	×	×
電気毛布の使用	×	〇 ※高温での使用不可

耐久性や寝返りサポートの性能についてはブレインスリープのほうが優れてますが、その他については大きな差はありません。

ということで、ここからは各メーカー製品の違いを比較ポイントごとに詳しくみていきましょう。

比較ポイント① | 特長
比較ポイント② | 耐久性
比較ポイント③ | 価格
比較ポイント④ | アフターサービス

特長

冒頭で、「ブレインスリープは耐久性に優れた点」を、「エアウィーヴはカスタマイズ仕様になっている点」をそれぞれの特長としてお伝えしました。

そこで、これらの特長に関係しているマットレス構造を深堀してみていきましょう。

ブレインスリープ マットレス プレミアム フロート	ブレインスリープ マットレス プラス フロート
9層構造	7層構造
三次元構造体	三次元構造体
5/9グラデーション	5/9グラデーション

ブレインスリープは“9層あるいは7層”からなり、硬さの異なる三次元構造体と肩ゾーンの“グラデーション”により、寝心地と耐久性の高さを兼ね備えたマットレスである点が大きな特長です。

また、脚部を高く設計することで血流を循環しやすくして、疲労やむくみなどの軽減対策がとられているのも他とは違うポイントです。

エアウィーヴ ベッドマットレスS04p エアウィーヴ ベッドマットレスS04	エアウィーヴ ベッドマットレスS03
硬さのパーツが3段階構造	硬さのパーツが2段階構造

エアウィーヴは“3段階あるいは2段階の硬さのパーツ”を自由に組み替えることで、体形や好みに合わせてカスタマイズができる仕様になっている点が大きな特長です。

※補足情報：S04pとS04はカバーに違いがあるだけで、寝心地・硬さは同じです。（メーカーに問い合わせ済）

耐久性

ブレインスリープの耐久構造についてお伝えしましたが、耐久年数にどの程度の違いがあるのか気になる方も多いと思います。

そこで、耐久性についてもう少し詳しくみていきましょう。

ブレインスリープ マットレス プレミアム フロート	ブレインスリープ マットレス プラス フロート	エアウィーヴ ベッドマットレスS04p S04 S03
およそ30年間相当使用できる 耐久性	およそ10年間相当使用できる 耐久性	およそ7年程度使用できる 耐久性

高価格帯のマットレスの耐久年数は、一般的に5年〜10年前後が目安と言われています。

それに比べると、30年くらい使えるってけっこう驚きですよね…。

「え？本当に？」なんて疑念を抱いた私は、確認のために各メーカーへマットレスの耐久性について問い合わせしてみました。

＜回答の一部を引用＞

プレミアム フロートはJIS規格の基準である10年相当の3倍（30年相当）の負荷をかけた試験を実施し良い結果が出ています。

国内で販売されるマットレスはJIS規格に基づく製品テストを行います。

ブレインスリープによるJIS規格に基づく製品テスト	耐久性	へたり率
基準である8万回（＝約10年相当の使用回数）の圧縮試験	96.5％	3.5％
16万回（＝約20年相当の使用回数）の圧縮試験	95.8％	4.2％
24万回（＝約30年相当の使用回数）の圧縮試験	95.4％	4.6％

約30年相当の使用でも、へたり率はわずか5％以下！

なんと95.4％と高い耐久性の数値をキープしてる結果が…。

メーカーが実施した試験では、プラスはJIS規格の基準8万回（約10年相当）の圧縮試験を、プレミアムは10年相当の3倍（30年相当）の圧縮試験において高い耐久性を実証しています。

＜回答の一部を引用＞

参考情報としてお伝えできることとして、当社の試験により7年以上の寝返り回数を想定した圧縮テストにも変形量は当社の基準を超えないことを確認しており、一般のマットレスと比べましても十分な耐久性を有していると評価をいただいております。

※エアウィーヴは一晩に20〜30回/日寝返りをうつと想定し算出。

エアウィーヴは一般的なマットレスの耐久年数である7年前後が目安とされています。

マットレス製品ごとに耐久年数に違いがあるのか気になる方もいるでしょうが、エアウィーヴは特に製品ごとに耐久年数を示すことはしていないようです。

ということで、長期間使い続けられる耐久性を求めるなら、ブレインスリープを選んでおいたほうが安心です。

価格

次に、サイズ毎にそれぞれの価格の違いをみていきましょう。

商品名	価格（税込）	サイズ
ブレインスリープ マットレス プレミアム フロート	シングル：220,000円 セミダブル：242,000円 ダブル：264,000円 クイーン：330,000円 キング：385,000円	シングル：幅約100cm 　セミダブル：幅約120cm 　ダブル：幅約140cm 　クイーン：幅約160cm 　キング：幅約180cm ［全共通］ 長さ約196cm 高さ約20(脚部24)cm
ブレインスリープ マットレス プレミアム フロート	シングル：154,000円 　セミダブル：176,000円 　ダブル：19,8000円 　クイーン：220,000円	シングル：幅約100cm 　セミダブル：幅約120cm 　ダブル：幅約140cm 　クイーン：幅約160cm ［全共通］ 長さ約195cm 高さ約15(脚部19)cm
エアウィーヴ ベッドマットレス S04p	シングル：264,000円 　セミダブル：291,500円 　ダブル：319,000円	シングル：約幅97cm 　セミダブル：幅約120cm 　ダブル：幅約140cm ［全共通］ 長さ約195cm 厚さ約23cm
エアウィーヴ ベッドマットレス S04	シングル：242,000円 　セミダブル：269,500円 　ダブル：297,000円 　クイーン：385,000円 　キング：429,000円	シングル：幅約97cm 　セミダブル：幅約120cm 　ダブル：幅約14025cm 　クイーン：幅約160cm 　キング：幅約180cm ［全共通］ 長さ約195cm 厚さ約25cm
エアウィーヴ ベッドマットレス S03	シングル：198,000円 　セミダブル：220,000円 　ダブル：242,000円	シングル：幅約97cm 　セミダブル：幅約120cm 　ダブル：幅約140cm ［全共通］ 長さ約195cm 厚さ約23cm

ブレインスリープは全国送料無料に対し、エアウィーヴは送料が別途かかります。

エアウィーヴの送料
ベッドマットレス（お客様組立）：全国一律2,750円（税込）/個
ベッドマットレス（完成品）：全国一律5,500円（税込）/個

ミルフィーユみたいな多層、硬さが異なる3次元構造などの特性がありながら、比較的リーズナブルなブレインスリープは価格においても魅力的。

対して、エアウィーヴのS04p、S04タイプは他と比べて価格は少しお高め。

ただ、数パターンの寝心地を試せる点で、ある程度の値段がするのは仕方ないかなーといったように感じます。

ちなみにエアウィーヴを購入するなら、不定期で実施している送料無料のフェア期間中に購入するのがお得です。

アフターサービス

最後に、比較ポイントのひとつとしてアフターサービス保証についても押さえておきましょう。

・品質保証
・返品保証

ひとつずつ解説していきます。

品質保証

メーカー名	ブレインスリープ	エアウィーヴ
品質保証内容	購入日より1年保証	購入日より3年間保証
備考	ー	保証対象は中材のエアファイバー®のみ、カバーは初期不良に限り保証期間なし

通常使用の範囲内で、各メーカーの規定以上の変形や沈み込みなどの欠陥が生じた場合は期間内であれば無料で交換できる保証サービス。

ただし、保証対象外となるケースもあるので押さえておくとよいですよ。

✔ 取扱過誤や正しい使用方法に沿わない不適切な使用の上で生じた損傷や欠陥、性能の低下など
✔ 自然災害（火災・地震・水害・落雷・その他の天災地変・公害）等の不可抗力により生じた
　破損、性能の低下
✔ 取扱説明書に記載されている内容通りに使用していない場合
✔ 中古品の購入、正規販売店（契約のある販売店含む）以外から購入したものである場合
✔ 保証書や購入履歴が確認できる明細書またはレシートを紛失した場合

保証期間は異なりますが、保証対象となるケースはどちらのメーカー製品も共通しています。

返品保証

メーカー名	ブレインスリープ	エアウィーヴ
返品保証内容	未開封・未使用のみ対象 商品到着日より8日以内であれば返品可能	エアウィーヴオンラインストアで販売している全商品対象 商品到着より30日以内であれば返品可能
備考	ー	限定品：数量限定品など、 受注生産品、ギフトBOX仕様品は除く

実際に試してみてから使うかどうかを決めたいなら、返品保証が充実しているエアウィーヴが安心です。

ただし、エアウィーヴでも返品できないケースがあるのでこちらも押さえておきましょう。

※返品できるのは、初回の注文（1点）まで
※汚れや破損がある場合は返品を断られる場合あり
※エアウィーヴ公式オンラインストアまたは電話注文以外は返品対象外

ちなみに、自己都合による返品時の送料は消費者負担となり、無料ではないので注意しましょう。

それぞれの製品に向いている人

これまでの話を踏まえて、それぞれのメーカー製品は次のような方に向いています。

それぞれが求める、理想に合ったマットレスを選んでくださいね。

まとめ

今回は、「ブレインスリープとエアウィーヴマットレスは何が違うの？それぞれの特長とは？」と疑問を持っている方に向けて、2製品の比較記事を書いてみました。

本記事まとめ

・耐久性の高い長く使えるマットレスを選ぶなら、耐久年数のあるブレインスリープ製品
・自分の好みに寝心地を調整したいなら、カスタマイズ機能があるエアウィーヴ製品（S04p/S04/S03）
・お買い得価格で選ぶなら、リーズナブルで送料無料のブレインスリープ製品
・お試しのしやすいさで選ぶなら、返品保証のあるエアウィーヴ製品

それぞれに良さがあるので、どちらのほうがよいとは言えません。

各メーカー製品の特長を比較して、自分が最重視するポイントで一番理想的なマットレスを選んでくださいね。

ちなみに私は、そこそこの耐久性と価格を重視した「ブレインスリープ マットレス プラス フロート」に決めました。

枕はエアウィーヴよりブレインスリープのほうが個人的に合っていたので、セットでマットレスも揃えることにしました。

実際の使い心地は予想以上に快適で、寝心地に大満足しています♪

人生の1/3の時間が睡眠時間だからこそ、毎日の睡眠に投資するって大事！

自分に合ったマットレスで快眠ライフを手に入れて、心身ともにハッピーな人生を送りましょうー♪