『ブレインスリープ ピロー スタンダードとエアウィーヴ ピロー S-LINEにはどんな違いがあるの?』
『買うならどっちが良いのかな?』
こんな疑問を持っていませんか?
使用素材が同じだったり、特殊なグラデーション設計が施されていたりと似ている部分が多いので、どちらにすればよいか迷ってしまいますよね。
わたしも購入前はどちらを買うかで悩み、結局2つとも試してみることにしました。
枕選びのポイントとしては、
・オーダーメイド級の高いフィット感を重視 →「ブレインスリープ ピロー スタンダード」タイプ。
・しっかりした硬さで頭を支えるサポート感を重視 →「エアウィーヴ ピロー S-LINE」タイプ。
ざっくりお伝えするとこんな感じです。
実際に使ってみると機能性や使用感はまったく違うものだったので、比較レビューをお伝えします。
睡眠のパートナーとしてどちらを迎えるか参考にしてくださいね!
枕に強いこだわりを持つまくら子です。
“脱”まくら難民を目指し、これまで様々なメーカーの枕を試してきました。
商品レビューで同じまくら難民さんの参考になれば幸いです。
・本記事は、ブレインスリープピロースタンダードの「STANDARD」サイズをもとに書かれています。
・あくまで個人の感想です。お使いのベッドとの相性や頭や身体のつくりなどによって感じ方には個人差があります。
・サービス内容や保証キャンペーン等の情報は記事掲載時点のものです。今後情報は変更となる場合がありますので、最新情報は各公式ストアサイトにてご確認ください。
「ブレインスリープ ピロー スタンダード」と「エアウィーヴ ピロー S-LINE」の違いとは?
冒頭で触れたように、「機能性」や「使用感(寝心地)」は各製品でまったく違います。
好みによって、それぞれに合う枕が変わるので参考にしてくださいね。
はじめに、向いているタイプをお伝えするとこんな感じです。
うーん、、、どっちが良いかまだわからないな…という人も安心してください。
向いてるタイプを見極めやすいように、2製品を徹底比較していきますね。
「ブレインスリープ ピロー スタンダード」と「エアウィーヴ ピロー S-LINE」徹底比較
まずは、2製品の基本情報を表にしてみました。
商品名 | ブレインスリープ ピロー スタンダード | エアウィーヴ ピロー S-LINE |
価格 | 33,000円(税込) | 24,200円(税込) |
特徴 | フィット感の高い枕 | サポート感の高い枕 |
特許取得 | 〇 E-CORE 編成樹脂網状構造体 | 〇 エアファイバー® 網状構造体 |
素材 | 再生ポリエチレン100% (90%以上が空気層) | ポリエチレン100% (90%が空気層) |
公式ストア レビュー 総合評価 採点分布 満足度 | 総合評価:★4.5 :1003件 :366件 :98件 :35件 :27件 | 総合評価:★4.3 :57件 :35件 :10件 :3件 :3件 |
商品ページ | 【BRAIN SLEEP STORE】 | 【airweave】 |
基本情報だけでは、どちらが良いか比較が難しいですよね。
ということで、ポイント毎にさらに詳しく違いをお伝えしていきますね。
比較ポイント ① 枕の構造
比較ポイント ② 機能性
比較ポイント ③ 使用感(寝心地)
比較ポイント ④ 保証サービス
比較ポイント ⑤ 価格
枕の構造で比較
各製品の枕の構造は異なり、それぞれに特徴があります。
商品名 | ブレインスリープ ピロー スタンダード | エアウィーヴ ピロー S-LINE |
---|---|---|
構造 | 3層構造 | リングコア+シートコア2層 |
硬さの グラデーション | 9グラデーション | 3グラデーション |
サイズ | 横幅:約60㎝ 奥行:約35㎝ 【LOW】高さ:約6/8㎝ 【STANDARD】高さ:約9/11㎝ 【HIGH】高さ:約12/14㎝ | 横幅:約66㎝ 奥行:約40㎝ 高さ:約7~11㎝ |
それぞれの構造上の特徴を詳しく解説していきます。
フィット感重視「ブレインスリープ ピロ スタンダード」
【3層】オーダーメイドを超える最高のフィット感を実現。
繊維の太さや密度が異なる樹脂が3層に重なった形状。
表面のアジャスト層(最上層)は少し柔らかめで、頭の形にしっかりフィット。
下にいくほど強度があがり安定度が増す造りのため、首や頭に余計な負荷がかかりにくい設計。
【9グラデーション】自然に寝返りがうちやすい、横寝にも配慮された造り。
中央部分は柔らかく、左右両サイドに移るにつれて段階を追って少しずつ硬さが増す設計。
スムーズな寝返りを促し、首肩こりやいびきをサポート。
7日間以上使うことで自分の頭や寝方に合ったフィット感が味わえる、特許技術取得の独自構造。
3層9グラデーション構造で安定した高いフィット感を実感できるので、オーダーメイド感にこだわっている人におすすめです。
サポート感重視「エアウィーヴ ピロー S-LINE」
【3グラデーション】頭の沈み込みを防ぎ、しっかりサポート。
中央部分は柔らかく、左右両サイドに移るにつれて硬さが増す設計。
自然な寝返りを促し、体にかかる負荷を軽減。
仰向け、横寝どの寝姿勢でも頭が沈み込まず、首・頭を支える高いサポート感を実感できます。
枕のサイズはブレインスリープピローに比べると横幅約6㎝、奥行約5㎝ほど大きめの造りなので、ゆったりとしたサイズ感がほしい人におすすめです。
機能性で比較
枕構造の特徴がわかったところで、機能性の違いについてお伝えしていきますね。
商品名 | ブレインスリープ ピロー スタンダード | エアウィーヴ ピロー S-LINE |
---|---|---|
機能性 | ✔ 上下リバーシブル仕様で 2パターンの高さ調整が可能 ✔ お湯でふっくら感を復元 ✔ シャワーでの水洗いOK | ✔ 中のシートコアを抜き差しすることで 高さ調整が可能 ✔ 中のシートコアだけパーツ交換できる ✔ シャワーでの水洗いOK |
共通の特性として、どちらも枕本体が水洗いできます。
また、素材が同じなので、通気性は抜群に高く、睡眠環境を整えてくれます。
熱を放散して頭を冷やすことで深部体温を下げ、眠気を促進し寝入りを良くしてくれる効果に期待できます。
共通の機能はさておき、その他の特性についてポイント毎に比較していきますね。
比較ポイント① 枕の高さ調整機能
比較ポイント② 寝心地の調整機能
枕の高さ調整機能
どちらの製品も枕の高さ調整ができるのが魅力ポイントのひとつです。
高さ調整の方法にはそれぞれ特徴があるので比較していきましょう。
商品名 | ブレインスリープ ピロー スタンダード | エアウィーヴ ピロー S-LINE |
---|---|---|
高さサイズ | 【LOWサイズ】約6/8㎝ 【STANDARDサイズ】約9/11㎝ 【HIGHサイズ】約12/14㎝ ※上下リバーシブル仕様 | 約7~11㎝ |
調整方法 | ・上下の高さが2㎝異なる傾型になっていて、 2パターンの高さ調整が可能。 ・1回だけ本体のサイズ交換ができるので、 実質的に2サイズ4パターンの高さが試せる。 ・別売りのアジャストシートを使用することで 高さ(1.5㎝)調整が可能。 (税込価格5,500円) | ・中の2枚のシートコアを抜き差しすることで 高さ調整が可能。 |
メリット | ・上下の向きを置き替えるだけで 簡単に調整ができる ・本体のサイズ交換ができる (※商品到着から30日以内) | ・細かい調整がしやすい |
デメリット | ・1回交換したら再交換はできない | ・生地の繊維同士が引っかかりやすく、 抜き差しがしずらい |
参考画像 |
ブレインスリープピローはサイズ交換に条件がある点にネックを感じますが、扱いが簡単だったり、本体の交換保証がある点で安心です。
エアウィーヴピローはシートコアが抜き差ししにくい点がネックですが、カスタマイズしやすい点が魅力的です。
比較ポイント
・自分の好みの高さが定まっている人は、ブレインスリープピロー向き。
・高さに不安や強いこだわりがある人は、細かい高さ調整ができるエアウィーヴピロー向き。
寝心地の調整機能
高さ調整ができる点に加えて、寝心地の調整までできてしまうんです。
寝心地の調整方法にも違いがあるので比較していきますね。
比較項目 | ブレインスリープ ピロー スタンダード | エアウィーヴ ピロー S-LINE |
---|---|---|
調整方法 | お湯でへたりを復元 | シートコアを交換することで 寝心地を調整 |
ブレインスリープピローは形状記憶仕様なので、45〜50度のシャワーをかけることでふっくら感を簡単に戻せるのがポイントです。
他ではみない特性なので、この点はかなり魅力的ですよね。
エアウィーヴピローは、お湯でふっくら感を復元する機能はありません。
その代わり、へたってきたら中のシートコアだけをパーツ交換することで寝心地が調整できます。
エアウィーヴ ピロー シートコア価格(こちらを参照)
・S-LINE用:3,520円 (税込)
パーツ交換は必要でも、本体を買い換えなくていいのは嬉しいポイントです。
比較ポイント
・自宅で簡単にメンテナンスしたいなら、ブレインスリープ ピロー スタンダードがおすすめ。
・長い目で見て、パーツの買い替えで寝心地を調整できるほうがいいのであれば、エアウィーヴ ピロー S-LINEがおすすめ。
使用感(寝心地)で比較
使用感(寝心地)って枕選びには欠かせない重要ポイントだと思います。
実際に使用してみた上での使用感や寝心地をレビューしていきますね。
商品名 | ブレインスリープ ピロー スタンダード | エアウィーヴ ピロー S-LINE |
---|---|---|
使用感 | 硬さ: 反発力: フィット感: 通気性: 扱いやすさ: [備考]Low:柔らかめ/Standard:普通/High:硬め | 硬さ: 反発力: フィット感: 通気性: 扱いやすさ: |
寝心地 | ほど良い反発力と硬さで適度に頭が沈み込み、 やさしく頭を包み込むフィット感を実感 | 高めの反発力としっかりした硬さで 頭の沈み込みを防ぎ、 全面的に頭をしっかり支える |
「ブレインスリープ ピロー スタンダード」使用感レビュー
全体的に反発力は高めでやさしい感触。
使い始めはしっかりした硬さがありますが、使っていくうちにふんわりとした優しい寝心地に変わっていきます。
日に日にフィット感が感じられ、徐々に馴染んでくる段階が楽しめる枕です。
弾力があるのに、ほど良く頭が沈み込み、優しく包み込むようにフィットしていく不思議な寝心地です。
頭にフィットすることで寝姿勢が整うので、首がまっすぐ伸びた姿勢を維持できます。
スムーズに寝返りしやすい構造なので、適度に寝姿勢が変えられることで首肩凝りやいびき対策にバッチリ。
ー使用時のイメージ画像ー
「エアウィーヴ ピロー S-LINE」使用感レビュー
全体的に反発力は高めで硬い感触。
頭の沈み込みを防ぎしっかりサポートしてくれるので、首への負荷を軽減してくれます。
中央部分はやや柔らかめの設計なので、フィット感の高さはブレインスリープピローほどではありませんが、徐々に頭に馴染んでいきます。
エアウィーヴは円形状なので、頭に馴染むまでは仰向けの姿勢が崩れやすい(首が詰まる)点が少し気になりました。
特に横向きの寝姿勢に最適な枕なので、寝返りが多く横寝を好む人向けです。
ー使用時のイメージ画像ー
保証・サービスで比較
比較ポイントのひとつとして、サービス面の違いについてもみていきましょう。
商品名 | ブレインスリープ ピロー スタンダード | エアウィーヴ ピロー S-LINE |
---|---|---|
サイズ交換 | 可能(30日以内) ※公式オンラインストア/電話注文のみ対象 ※送料無料 | 不可 |
返品 | 可能(8日以内) ※未開封・未使用のみ対象 ※公式オンラインストア/電話注文のみ対象 ※送料自己負担 | 可能(30日以内) ※公式オンラインストア/電話注文のみ対象 ※送料自己負担 |
保証 | 1年保証 | 1年保証 |
枕カバー | 1セット無料 | 別売り購入 |
送料 | 送料550円 (※商品代金5500円(税込)以上で 全国送料無料) | 送料550円 |
発送 (目安) | 注文日の3~5日以内 (土日・祝日除く) | 注文日の3~5日後 (土日・祝日除く) |
支払方法 | ・クレジットカード ・AmazonPay ・楽天ペイ ・PayPay ・GMO後払い(コンビニ・銀行・郵便局) | ・クレジットカード ・銀行振込 ・代金引換 ・コンビニ決済 ・Amazon Pay ・分割ローン払い(JACCS) |
製造国 | 日本 | 日本 |
お試しは商品到着から30日以内なら可能
枕が合わない場合は、条件内であればサイズ交換や返品に対応してくれるので、オンラインストアでの注文も安心です。
商品到着日から30日以内であれば、
ブレインスリープ ピロー スタンダードは、「サイズ変更が可能(送料無料)」。
エアウィーヴ ピローは、「返品が可能(送料自己負担)」。
一応、条件が設けられているのでまとめると、
サイズ交換は、交換品を届けてくれる配達員へ手元の枕を渡すだけなので、無駄な手間がかからず楽ちん。
ブレインスリープピローは開封後返品不可ですが、サイズ交換ができるのでそこまで購入に不安はありませんでした。私はSTANDARDサイズを使用してますが、交換の出番はありませんでした♪
エアウィーヴピローは返品保証があるので、気軽にお試ししやすい点がGOOD。
価格で比較
価格の違いも気になるところですよね。
商品名 | ブレインスリープ ピロー スタンダード | エアウィーヴ ピロー S-LINE |
---|---|---|
商品価格(税込) | 33,000円 | 24,200円 |
8,800円の差って、結構大きいですよね…。
ただ、ブレインスリープピローは「オーダーメイド級のフィット感」、「首肩こり」、「いびき」すべてに対応している枕ということもあり値が張るのも納得かなーと思います。
それに実はブレインスリープピローはお得な面も多く、価格にあまり差はないんです。
ブレインスリープ ピローのお得ポイント
その①:枕カバーが無料でついてくる
その②:送料が無料
一方で、
エアウィーヴ ピロー
その①:枕カバーは別売り(税込価格:3,630円/4,400円)
その②:送料別途(550円)
エアウィーヴピローはカバー代や送料が含まれないので、本体はお手頃価格になっています。
実際に計算してみると…
・ブレインスリープ ピロー スタンダード価格:33,000円(税/枕カバー/送料込み)
・エアウィーヴ ピロー S-LINE価格:24,200円(税込)+3,630円(枕カバー代)+550円(送料)=28,380円
一見、ブレインスリープピローが高額のように感じますが、実際の差額は4,620円程度(選ぶ枕カバーの種類によって異なります)。
価格重視の人はエアウィーヴがおすすめ。ただ価格帯には大差ないので、金額にとらわれ過ぎず、もっとも自分に合ってそうだと思う製品を試してみるのが良いですよ。
まとめ
今回は、「ブレインスリープ ピロー スタンダード」と「エアウィーヴ ピロー S-LINE」の類似製品を実際に使用してみた上で比較記事にしました。
「機能性」や「使用感」は各製品でまったく違います。
各々で特性が違うので、それぞれの好みやニーズに合った製品を選んでください。
ちなみにですが、オーダーメイド感にこだわった私はブレインスリープピロー派です。
ブレインスリープピローの「高いフィット感」と、「やさしい寝心地」、「お湯だけでメンテナンスできる」ところが個人的にお気に入り。
一方で、「硬さがある枕が好み」、「しっかりと頭を支えてくれる枕が理想」、「細かい高さ調整ができるのが魅力」、「中のパーツが取り換えられるほうがよい」という人であれば、エアウィーヴ ピロー S-LINEが合っていると思います。
素材は同じなので、どちらの製品も通気性は抜群。快眠をサポートしてくれる枕です。
なんだかんだで価格にも大差はないので、睡眠障害や寝不足からくる心身の不調で悩んでいる人は、お好みの寝心地で睡眠効果を試してみてくださいねー!
枕の質を見直して、快眠生活を手に入れることで充実した毎日を送りましょう♪